それとなく見当をつけて仕事をすること。大体このあたり感。

会社であった忘年会の帰り道にふと仕事のやり方だったりの話になったとき*1、ふと思ったことを話させてもらったのだけれども、この話数回したことあるなと思ったのでせっかくなので簡単にまとめてみた。

稀に自分がチャレンジしたことない分野の仕事をするときに、その分野に関して端から端まで1から抑える方法と、まずは全体像を抑える方法の二通りがあると思っていて自分の場合は主に後者の方法で挑んでいることが多い。

書籍からまず情報を得る手段を取る場合、ある分野に関して全体像を知りたいと思ったら3冊くらい本を読む。ビギナー向けの視点で書かれた本、ある程度知識がある人に向けて書かれた本、索引が充実していて辞書の様に使える本の3冊を求めて、まずは流し読みする。 そうすると大体以下の様にオーバービューを得られる。

  • その分野のポイントになる部分が知れる(課題だったり問題となっている部分も知れる)
  • それぞれの本の大体どのあたりにどういった単語がでてきたか知れる

これを踏まえて自分がチャレンジしたい分野の仕事のことを再び考える。

そうすると、何を取り組んでよいか暗中模索だったことが少し前進して「この部分を更に調べてみよう」といったことに気づくことが多い。そうしたら読んだ本の中で書いてあった大体の位置を思い出してもう一回読み返してみる。あるいはWebで調べてみる。調べてみてわからない言葉が出てきたら買った3冊のうちの索引が充実している本で調べてみる。さらに考える。さらに調べてみようとおもうところに気づく。

これを繰り返すと仮に元々知識が皆無だったことであってもだんだんと考えるべきフォーカスを徐々に絞りながら仕事だったりを進めていけると思う。

先に書いたのは書籍をベースにした取り組み方であるけれども、新しい会社や新しい組織の中に入って仕事をしていくのであれば以下の様な考え方もできる。

  • 新しい組織の中で仕事を進めていく中で「この人はこういったことが得意なんだな」ということを覚えていく
  • 仕事上の評判だったり仕事のアウトプットが見えたら他部署や他の会社の方であっても、それとなく覚えておく

そうしておくと、仕事を進める上で出てきた疑問点を上で知った人に教えを乞うことができる。

対組織にせよ、対書籍にせよ、ここでポイントなのは、「それとなく覚える」こと。

自分も含め多くの人の場合、1度本を読んだり、1度人とあってその人なり事象なりを全て覚えられず、逆にパーフェクトに全てを把握できる人は希少だと思う*2。 それであれば、「大体このあたり」の検討をつけ、そこから深掘りをしていくこと。こうした、少しづつでも前に進められるようにすることが自分がいまのところ持っている仕事のやり方であり、そして結果として少しでも前進することが自分のストレスを下げることにつながって前向きに仕事ができる。

*1:完全に面倒くさいオジサン化していた気もするが一旦気にしないことにする

*2:ただ、これが年齢を重ねていくと5〜6年に一人、パーフェクトな人と出会う

忘年会(6回目)

所属する事業部の忘年会。準備進めてくれた皆様に感謝。

多少呑みすぎた感あったけど楽しかった!

数えれば今年6回目の忘年会であった。

徒然日記

スーファミ上村雅之氏×「プレステ」久夛良木健氏インタビュー

タイトルを見て思わず読んだ。

news.denfaminicogamer.jp

数回書いたことがあるけれども、このプレイステーションが開発される際のストーリーが描かれた下の本、かなりおもしろいのでおすすめ。

ソニーの革命児たち―「プレイステーション」世界制覇を仕掛けた男たちの発想と行動

ソニーの革命児たち―「プレイステーション」世界制覇を仕掛けた男たちの発想と行動

忘年会(1回目) - 徒然日記

忘年会

何回忘れるんだろうと毎年思うがまずは一回目。

ワインを飲みすぎた気配もあり、自宅方面に移動する電車に乗ったはずが、ふと気づくと会社方面に向かう電車に乗っていた。(要は折り返した)

職人と芸術家(今日聞いたポッドキャスト) - 徒然日記

今日聞いたポッドキャスト

寝られなかったのでポッドキャストを聞いたりしていた。

「芸術家に流れた職人を再び元にもどす」という話があって、なるほど職人であり続けられるためにできるサポートという見方はなかったなと思った。

ゲスト:依田謙一さん、山口智子さん この夏休みに東京都現代美術館で行われた鈴木さんのトークライブにおジャマしました。【前編】 - 鈴木敏夫のジブリ汗まみれ (podcast)

ゲスト:依田謙一さん、山口智子さん この夏休みに東京都現代美術館で行われた鈴木さんのトークライブにおジャマしました。【後編】 - 鈴木敏夫のジブリ汗まみれ (podcast)

本棚断捨離, 村井純教授インタビューを読む - 徒然日記

村井純教授インタビュー

インターネットマガジン村井純教授のインタビューが掲載されていたので読む。

internet.watch.impress.co.jp

村井先生の存在だったり、そもそも自分がインターネットの存在を知ったのは1995年7月に夜11:30から放送された特番「2015・20年後の君へ」という番組*1がきっかけだった。当時助教授だった村井先生も解説者として出演されていた。

スポンサーが全編アップルで、アップルの役員が番組中にインターネット経由の中継で出てきたり、そもそもインターネットの始まりについての説明だとかが番組中で行われていた記憶。当時中学生だったけれども、何かこれはすごいことになるぞとテンションが上がったのだけは覚えている。ただ、当時周りに話しても通じる人いなかったけれども。

当時、番組中でステーキ肉をインターネット経由で注文したりしているシーンもあったのだけれども、いま自分がそのソリューションを提供する側で仕事しているのは感慨深い。

断捨離

本棚を片付ける。年2回やっているのだけれども自然に増える本。定期的に人に譲ったり売ったりしながら調整する様にしていて本棚のキャパ内で収まる様に調整しているつもり。

気づくと本棚に入っている本の種類も変化してきたな。

*1:確かニュースステーションの放送が終わった後だったと思う

2017年11月に読んだ本を振り返る

漫画も含めて14作品。

難題が飛び込む男 土光敏夫土光臨調のことは、歴史というか政治的な出来事の知識として知っていたのだけど、更にそれ以前に石川島重工業・石川島播磨重工業 社長、東芝 社長・会長としてどういったことに取り組まれていたのかの詳細はしらなかったので一通り知ることができた。順風満帆にすべてが進んでいたのではなく、東芝時代には大きな組織での体質改善を図ることの難しさがあったのだなと知ったのと、いまいまの同社の状況を鑑みるにいろいろ考えさせられてしまった。

社長の「まわり」の仕事術(しごとのわ)、切り口がとてもおもしろい。「まわり」の立場から見える社長という人たちの仕事の仕方だったり、それこから実現に動くためにまわりの人はどう動いているのかが知れる本。カルビーDeNA、ストライプインターナショナル、隈研吾建築都市設計事務所、中川政七商店、サニーサイドアップの各社社長のまわりで働いている人たちに焦点をあてた一冊。


hideackの本棚 - 2017年11月 (14作品)
采配
采配
落合博満
読了日:11月05日

ケトルVOL.39
ケトルVOL.39
南部広美
読了日:11月19日
評価5

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