自分が伝えた気になったことは1/3も伝わってないことが多い

自分が伝えた気になったことは1/3も伝わってないことが多いという話。

日常生活送っていると何かしらコミュニケーションを取ることも多いわけですが、基本的にそういったコミュニケーションをしていると自分が思っていて伝えたことは1/3も伝わってないと思う様にしています。

例えば職場で自分がエンジニアであり何かを実装するにあたっての仕様を説明した時にその仕様が100%自分が考えた通りに伝わっているかとういうと、その様なことは決して無く大体1/3も伝わっていないことが多い気がします。原因としては、

  1. 自分が頭のなかだけで理解していて口に出してない
  2. 口では伝えたが相手が理解していない
  3. 相手も理解したが、すぐ忘れてしまった

などがあるかなと思いますが、これは誰を攻めるわけでもなく、機械同士のプロトコルによるやり取りでも無い限り必ず生じることかな。と思ってます。

上のことを防ぐためにいくつか方法があるかとは思いますが、例えば、

  • 事前に何かしらメモを作っておく
  • 説明をする際にホワイトボードや手元のノートで図示する
  • 議事録を残す

といったことができるところでありそうです。また一定期間に定期的なコミュニケーションを取るということで仮に上の様な準備が仮に不十分であったとしても、1/3の相互理解を重ねていくことで少しずつ自分の意図を伝えていくこともできそうです。

自分もできるだけ上の様なところを意識しながら日頃過ごしていますし、逆に人から相談されたときや、人の話を聞いているときはできるかぎり1/3の理解に留めない様にしているつもりです。

ここまで書いて、「あぁ、これは仕事してるとあるなぁ」と思われる人も多いかもしれないですが、実は全く同じくらい生じているのがプライベートでの家族や友達との会話だったりします。

自分の近くに一番長い時間を過ごしている人だからこのくらいの説明で通じているだろう。とか、このくらい説明しなくても察してくれよ。といったことを思っていると大抵1/3以下しか伝わっておらず、お互い幸せにならないことが多い気がします。

むしろ近くにいる人に対してこそ、丁寧にコミュニケーションを取りながら毎日を過ごしていきたいと思っています。*1

*1:いろいろ自戒が多い