体調を崩す

半年に一回くらい体調をガツンと崩すときがあるのだけれども、見事に体調を崩した。

普段通りの時間に出社しようと思って駅に向かっていると何か変だなと思いつつ、軽く目眩がしてきたのでこれは一度引き返そうと思って帰宅して休んでいた。どうも急に気温が上がっていたのが下がったところが体に負担だったらしく、内科的にはお腹の調子が悪くなったのと外科的には腰痛がぶり返してしまったというところのダブルパンチだったことにあとで気づいた。

もう少し体に気を使いながら過ごさないとダメだなと思いつつ、一日布団で過ごしていた。

発酵文化とオープンソース - 発酵文化人類学を読んだ

小倉ヒラクさんが書かれた発酵文化人類学を読み終えた。

発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

個人的に「発酵」にはすごく興味を持っていて、漫画の「もやしもん」だったり小泉武夫先生の文章だったりを読むのが好きで更に最近一層興味が増していたところで出版された本だったので即購入した。

特に響いたのがPART.2の章にある「プロセスの楽しみを取り戻そう」という項だった。 著者は「究極のオープンソース」と表現していて、以下の様に書かれている

無名のお母さんや醸造家たちが何百年も積み上げてきたものが受け継がれ、 各家庭でそれぞれのやり方で自由に楽しまれている。その多様性とハードルの低さが分厚い 「文化の層」をかたちづくっている。 (中略) みんなで情報交換して、新しいやり方を発明したらコミュニティのみんなで共有する。

(p.91-)

なるほど。漬物だったり自家製味噌だったりは受け継がれていて、代が変わるごとに微妙な修正が加えられていく。その様子はgithubに公開されたプログラムのソースコードに対してpull requestが届けられレビューされてマージされていく様子に確かに似ているかもしれない。

各家庭で親から子へ受け継がれるものもあるだろうし、メーカーとしての立場の醤油蔵・味噌蔵や酒造メーカーも同じことが規模は違えどずっと起きている。

こういった著者が言っている「プロセスを味わう楽しみ」から「オープンにしていく」ことが発酵文化とインターネット時代の考え方が重なり合うところがとても面白いと思った。

これ以外にも発酵文化そのものだったり、ビジネスとしての面だったり、人類学と併せての考え方だったりと幅広く発酵という1つのキーワードを元に繰り広げられる本の内容はとてもおもしろくそして興味深いのと同時に、アイディアのヒントをたくさんもらうことができて読んでよかった。

そうだ。この本の中ででてくる五味醤油さん。よむよむカラメルでも取材させていただいているので是非こちらも併せて。手前みそながら。

pickup.calamel.jp

pickup.calamel.jp

ネットショップ開店スクール

会社でセミナー(ネットショップ開店スクール)開催のため、自分は4ヶ月ぶりくらいに休日出勤。*1

普段から自分が特にしている訳でもないということもあり、基本何かするということもなくて、完全におまかせ状態で見守るおじさんと化していた。自分の立場で言うのもおかしいかもしれないけれども、とてもコンテンツとしても魅力的な内容になっているなと改めて認識した。

そして改めて週末ながらこうやってサービスのユーザーの皆様に集まって頂けるということは本当にありがたいことだと改めて思った。

f:id:hideack:20170610223224j:plain

*1:ネットショップ開店スクール自体は毎月開催されてますので興味あるかたは是非お越しください!

カツオのたたき

晩御飯にカツオのたたきを食べたいと突発的に思ってスーパーに行ったのだがカツオのたたきになったものが無く、代わりに刺身用の生のサクはあったのでそれを買って帰って自ら作ることにした。

といっても当然藁で焼くことをするわけでもなく、コンロの上にサクを金串かなにかに刺して直火で焼くわけでもなく素直にフライパンを使った。3面あるそれぞれを10秒程度の強火で焼いたあと、金属製のパッドに乗せて冷蔵庫で冷やすやり方を試してみた。このやり方だと片付けも簡単だし、あと氷水で締めないので水っぽくもならなくてとてもよかった気がする。*1

大量の薬味をのせてビールと共にいただきます。美味しく出来上がった。カツオのたたきの魅力、半分くらい大量にのせる薬味にあると個人的には思ってる。

f:id:hideack:20170604224645j:plain

*1:恐らく直火で一気に火を入れる所謂通常の作り方の場合、焼き付け方がきついので氷水でも正解で水っぽくもならないのだと思う

2017年5月に読んだ本を振り返る

雑誌も入れて10作品。

劇場、話題になった本だからとあえて読んでいない人がいるけど、そういう人ほど是非読んでもらいたいと思った。

どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (単行本)、如何に気づいたことや思ったことを言いやすい環境を作るか(失敗の共有をやりやすくすること、細かいことでも共有しやすくすること) について、一見当たり前の様に見える小さなtipsの集まりが詰まっていて良本。


hideackの本棚 - 2017年05月 (10作品)
劇場
劇場
又吉直樹
読了日:05月13日

成城石井の創業
成城石井の創業
石井良明
読了日:05月27日

powered by Booklog

散歩 - 徒然日記

午後から散歩というか、自転車で公園へ。シロツメグサが咲いていたのを横目で見てベンチで休んでいたら遊んでいた子供が摘んだ花を置いていってくれた。

https://scontent-nrt1-1.cdninstagram.com/t51.2885-15/e35/18809124_1328377503944504_6898510878094655488_n.jpg

帰宅してから盆栽ワークスで GitHub - hideack/slack-cli-stream を少し手直し。

移設準備, 余裕の要因 - 徒然日記

この一週間いろいろあって、さすがに疲れていたのか久しぶりに途中起きることなく眠り続けていた。むしろ日頃の睡眠の質、どうなんだという話もありそうな気もしていてこういうところも見直していきたいな…。*1

午前中にWordpressが稼働しているサーバーの移設をする必要があるのでその準備をしたりしながらのんびり過ごした。mysqldumpしたりゴニョゴニョ繰り返す。ひとまず下準備は完了したのでよかった。久しぶりでいろいろ手順やらなんやらぶっ飛んでいたが。

そのまま本読んだりニュース眺めたりしていたのだけれども、ふと感じたことが会って、諸々結論何事も余裕が無いとみんなで幸せになれないと改めて思わさされ内容が多かったので、ではその余裕は何から産まれるのかなと考えたりしていた。環境かバランスか。それともそれ以外の何かか。

*1:若いときは雑でよかったのだけれども、段々こういうところを丁寧にしていかないとどこかで大きく崩れそうな気がしていて怖い