SinatraアプリをApache2のmod_proxy_balancerを通してThinで動かす(2) -mod_proxy_balancerの設定
続けて、Apache2の設定。ここでは、既にmod_proxyが入っているものとします。
フロントのApache2から複数起動しているThinのサーバに振るためにmod_proxy_balancerを入れます。
Ubuntuであれば、
$ sudo a2enmod proxy_balancer
で、mod_proxy_balancerが有効になるので、続けてconfファイルを編集。
$ sudo vi /etc/apache2/mods-available/proxy.conf
中身は以下の様な形。
ProxyRequests OffProxyPass /foo balancer://foo
ProxyPassReverse /api balancer://foo
BalancerMember http://127.0.0.1:4040 loadfactor=10
BalancerMember http://127.0.0.1:4041 loadfactor=10
BalancerMember http://127.0.0.1:4042 loadfactor=10
BalancerMember http://127.0.0.1:4043 loadfactor=10
BalancerMember http://127.0.0.1:4044 loadfactor=10
これで、自身のホスト内の4040番〜4044番ポートで動いているThinサーバにフォワードされる様になります。
設定を有効にするためにApacheを再起動します。
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart
これで、apacheサーバの ~/foo にアクセスされたものがThinサーバにフォワードされます。
開発用にwebrickで動かしていたものと比べて体感的にも大分変わりました。